小論文.com HOME > 小論文の考え方
小論文なんて1度も書いたことがなく、対策といわれても全く思い浮かばない |
どのような文章を書けば評価されるのか検討もつかない |
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小論文の模擬試験を受けると回によって評価がバラバラで、何が良くて何がダメだったのかわからない |
大手の通信講座を受講しているが、どう書けばいいのかわからないので結局深く考えずに書いている |
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このように、小論文に関しては他の教科と違ってつかみどころがなく、小論文対策にとても苦しんでおられるようです。
この点に関しては、いろいろな説があります。
小論文は論理構成をするだけでは不十分で、自分なりのユニークなアイディアを盛り込むことが必要だ。 |
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試験官も人間なので他の受験生と同じような文章では飽きてしまって評価が低くなるため、試験官の心を揺らがせるような文章を書く訓練をすべきだ。 |
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論理よりもストーリー性が重要だ。 |
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たしかに、文章の中身が感動的でおもしろく、読者がグッとくるような文章は、それはもちろん素晴らしいですし、そのような文章が書けるにこしたことはありません。さらに、周りの受験生がほぼ完璧な論理展開をし、高レベルでの争いになると、自分なりのユニークなアイデアや試験官の心を揺らがせるような奇抜な発想・ストーリーでうならせることが必要になってくるでしょう。
しかし、小論文は、ある事柄に関して論理を使って自分の意見が正しいということを読者に納得させ証明していくもので、自分の主張を論理で説明するものです。
小論文は「論文」である以上、「論理展開」を理解し、「論理」に従って文章を展開出来なければなりません。にもかかわらず、小論文添削・指導をしていてわかることは、この小論文の根幹である
「論理展開」をできない人が受験生の大半を占める
ということです。実際、小論文を試験で課す大学の中では最高峰のレベルであるはずの慶應義塾大学の合格者ですら、正しい論理展開で文章を書くことができる人はそう多くはないのです。これが小論文の入学試験における現実なのです。
さらに、勉強する時間が限られ、試験日がどんどん近づいてきている受験生にとって、そのようなおもしろい文章を作成する能力を鍛える時間を取るのは厳しいでしょう。おもしろく、中身の深い文章を書ければ素晴らしいのですが、そうするためには、人生の中で様々な「経験」をし知識の蓄積である「歴史」をある程度築く必要があります。受験生が、少ない時間の中でこれから志望校に合格することを目標にする場合、そのようなおもしろい文章を書けるような豊富な経験をし、知識を蓄えていくことよりも、小論文の根幹である
論理力を鍛えることこそが志望校合格の最短コース
でしょう。論理力は適切な勉強さえしていけば短時間で習得可能ですし、何より他の受験科目にも良い影響を及ぼします。論理的な文章でかつ試験官の心を揺らがせるようなおもしろい文章を書ければ、合格はもとより主席合格ができるかもしれません。しかし、私たちの目標は「主席合格」ではなく、
最短時間で最小労力での「合格ラインの突破」
なのです。時間が限られている受験生にとって、そもそも前述のように「おもしろい」というのは鍛えてできるようなことではないにもかかわらずおもしろい文章を書けるように訓練をするよりも、小論文試験での採点で最も重要視される論理力を徹底的に鍛える方が最良の有効な対策であるといえるでしょう。
小論文.comでは、小論文試験の対策において何よりもまず重視すべきなのは「論理を学ぶこと」であり、その他は、論理をしっかり身につけてからで十分であると考えています。さらに、小論文を攻めの科目と位置づけていないのであれば、これだけで必要十分だといえます。余計な時間と費用をかけずに最短距離で合格をするために何が必要かを考えて選択しましょう。
したがって、小論文.comの考え方をまとめると
小論文は論理構成をするだけでは不十分で、自分なりのユニークなアイディアを盛り込むことが必要だ。 |
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論理構成ができていない受験生が大半を占める以上、小論文試験で合格圏内に入るための最短コースは論理力を鍛えることです。
試験官も人間なので他の受験生と同じような文章では飽きてしまって評価が低くなるため、試験官の心を揺らがせるような文章を書く訓練をすべきだ。 |
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試験官も人間ではありますが、「試験官」である以上、受験生の人生を左右するような入学試験で、読み飽きたなどのような基準で合否を決めるというようなことはありません。試験官は、受験生がどれだけしっかりしたものの考え方を持ち、どれだけ一貫した論理力を持っているのかを判定するスペシャリストです。つまり、受験生であるわたしたちにとっては、試験官の判定基準である論理力を鍛えることこそが合格への最短・最良の道だといえます。
論理よりもストーリー性が重要だ。 |
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引き込まれるようなストーリー性があれば素晴らしいのですが、それを鍛えるには相当の時間が必要ですし、なにより論理があってこそのストーリーです。論理力を鍛えることがなによりも重要です。
この方法を貫いて添削指導してきた結果、多くの受講生が模擬試験で成績優秀者として掲載され、最短時間・最小労力での志望校合格を達成し、この小論文.comの考えが間違っていないということを証明してくれています。
さらに、大学入試の3大主要試験科目である英語、国語、数学はすべて「論理」を基盤とする科目です。そこで、適切な方法で小論文の勉強をし、「論理」を学ぶことによって主要3科目での得点アップも望むことができるのです。しかも、小論文はいくつかのポイントをおさえるだけでより少ない時間で大きく得点力が身につきます。 つまり、適切な方法で小論文対策をしている人にとっては小論文はおいしい科目なのです。
このように、小論文という科目を中心にそこから主要3科目での得点アップを狙い、さらには志望理由書を含めた書類作成やプレゼン対策・面接対策など、最短距離で最高の結果を手にするためには適切な方法での学習が必要です。それは決して専門外の先生や学生アルバイト講師が指導できるレベルではありません。また「最短距離で最高の結果」を手にする以上、どれだけプロの添削者が指導をするとしても添削指導に多くの時間や費用がかかってしまうようでは意味がなくなってしまいます。なぜ小論文.comで学んでいく必要があるのかという理由がここにあるというわけです。
ここで、ある受講生の声をご紹介します。
慶應義塾大学経済学部 合格 (S.Kさん)
わたしの受験科目は小論文だけではなく、英語や数学など多くの科目を勉強する必要があったので、小論文にそんなに時間を割くことはできませんでした。そこで、小論文の根本的なところだけをシンプルに学べる添削講座を探していたところ、小論文.comさんにめぐり会いました。受験科目が多いわたしにとっては、細かい部分まで小論文に力を入れることができないと考えていたので、最初はどんな感じになるのかとても不安でしたが、受講し始めてその不安はすぐに消えていきました。他の受験科目をどのくらいわたしがマスターできているのか等、わたしの事情や他の受験科目との兼ね合いを総合的に勘案して小論文の勉強を効率的に進めていただけたからです。回数を減らすという方法ではなくて、わたしのレベルを見て、もうすでに理解できている部分はシンプルな説明・訂正に、理解できていない部分はじっくりと、というようなメリハリのある効率的な添削指導をしていただいたのです。赤ペンの添削内容を忠実に守っていくだけで自然と書けるようになっていきました。
そして、関係があるのかは分かりませんが、なぜか他の科目(特に国語と英語)の成績が上がっていきました。「論理展開をだいぶ理解できてきているから他の科目もそろそろ成績が上がってくるよ」というコメントを頂いて、うれしい気持ちになりながらも正直半信半疑な気持ちでした。しかし、実際にそのコメントを頂いた次の模試で成績が上がったのです。特に現代文では、いつも選択肢を2つや3つくらいに絞ってからが苦しかったのですが、なぜか簡単に答えを導き出せるようになっていました。「論理」を考えて、問題で問われている内容が論理的に文章のどの部分にあるのか、というような論理的な解答をしていくことを意識してやっていたからかもしれません。これは英語の長文問題でも同じでした。
おかげさまで、小論文も他の科目も満遍なく勉強することができて、さらに、小論文だけを添削指導いただいたはずが、他の科目でも成績がアップし、最終的に第1志望の大学に見事合格することができました。大学合格後、今でも、いつも小論文.comで学んだ「論理」を考えながら大学のレポートを作成しています。入学後もお世話になっています。
上記の受講生の声のように適切な方法で論理力を徹底的に鍛える事により、小論文の成績向上はもちろんのこと、いろいろな副次的効果も期待できます。小論文の勉強によって得ることができる論理的思考力は、試験会場のみならず、将来に渡っての強力な財産となります。試験科目に小論文がある方や、社会人の方はぜひこの機会に小論文.comの添削講座で小論文の対策に取り組みましょう。
また、このように論理的思考力を徹底的に鍛えていくと、受験や就職の際に必要な志望理由書等の書類やプレゼン資料の作成にも好影響を与え、さらにそこから面接試験やディスカッションといった対面でのコミュニケーションにも大いに好影響を与えてきます。小論文、志望理由書、面接、プレゼン、ディスカッション対策ということで、これから適切な方法で学習を進め、確実に志望先に合格できるように訓練を進めていきましょう。
そのための次のステップとして、続けて【受講生の声】で、実際に合格されている先輩方が添削者とどのように協力をして最短距離で合格できているのかを見てみましょう。
お急ぎの場合は【講座案内】で具体的な添削指導講座をご確認ください。